一般歯科(虫歯治療・根管治療・小児歯科)
歯の病気としてもっとも一般的なものが虫歯でしょう。ところが初期の虫歯にはほとんど自覚症状がありません。「歯が痛い」「冷たい物がしみる」……といった症状があれば、虫歯がかなり進行している可能性があります。虫歯の治療には早期発見・早期治療が大切なのです。
こちらでは開業22年以上の実績とこだわりのある、長崎市麹屋町の歯科医院「おやま歯科 中通り診療所」が、虫歯治療を行う一般歯科や小児歯科についてご説明します。当院では重度の虫歯に対して根管治療も行っています。歯に違和感があれば、早めに当院までご相談ください。
虫歯の症状と治療
虫歯は早期発見して初期の段階で治療を行えば、短期間で治療できます。一方で「そんなに痛くないから」と虫歯を放置していると、次第に進行していき、最終的には歯を失ってしまうこともあるのです。歯に違和感があれば、早めに歯科医院で診察を受けましょう。
また虫歯予防のためには、毎日の丁寧なブラッシングなどのセルフケアが大切です。3~6ヶ月に一度定期検診を受けて、虫歯の早期発見に努めることをおすすめします。
進行段階 | 症状と治療法 |
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ごく初期の虫歯【CO】 |
<症状> 歯の表面が白く濁っている状態です。痛みなどの症状はまだありません。 <治療法> 適切なブラッシングやフッ素塗布など、歯の再石灰化を促すことによって症状を改善できることがあります。 |
エナメル質の虫歯【C1】 |
<症状> 歯の表面のエナメル質が溶け出しています。痛みなどの自覚症状はまだありません。 <治療法> 虫歯になった箇所を削ってから、詰め物(インレー)で補います。 |
象牙質の虫歯【C2】 |
<症状> エナメル質の内側の、象牙質まで虫歯が進行しています。冷たい物や甘い物がしみるようになります。 <治療法> 虫歯になった箇所を削ってから、詰め物や被せ物(クラウン)で補います。 |
神経の虫歯【C3】 |
<症状> 虫歯がさらに進行し、神経にまで達しています。歯には大きな穴が空き、何もしなくてもズキズキと痛みます。 <治療法> 虫歯におかされた歯の神経を除去する「根管治療」を行います。 |
末期の虫歯【C4】 |
<症状>
神経の奥の歯根にまで虫歯が進行しています。歯冠がなくなり歯根だけ残った状態です。神経が死んでしまうので痛みはいったんおさまりますが、膿がたまると再び激しく痛みます。 <治療法> 抜歯をして、インプラントや入れ歯など、歯の機能を補う治療を行います。 |
根管治療について
根管治療とは、神経にまで虫歯菌が達してしまったような重度の虫歯に対して行う治療です。虫歯菌におかされた神経を除去して、神経や血管が通っている根管を洗浄・消毒し、薬剤を充填して被せ物をすることによって、歯を抜かずに残すことができるのです。
根管治療は肉眼では見えない部分を治療するので、大変繊細かつ高度な技術を必要とします。歯の中に虫歯におかされた神経が残ってしまうと、再発のリスクが非常に高まるからです。そのためにも根管治療では、虫歯菌におかされた神経を残さず徹底的に取り除く必要があります。
根管治療によって、本来なら抜歯しなければならないほど虫歯が進行した歯を残すことができるようになりましたが、逆に精度の悪い根管治療では、虫歯の再発と再治療を繰り返すことになってしまいます。根管治療の腕と経験、医療機器がしっかり備わった歯医者さんへご相談ください。
メニュー
フッ素塗布 | |
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フッ素には歯の再石灰化を促し、歯質を強化する働きがあります。乳歯が生えはじめたらフッ素塗布を検討しましょう。定期的にフッ素を歯面に塗布することで、虫歯になりにくい歯をつくることができます。 | |
シーラント | |
お子様の永久歯の奥歯には複雑な溝があり、ブラッシングの際に磨き残しが発生しやすくなります。このため食べカスがたまって、虫歯の原因となるのです。シーラントは奥歯の虫歯を予防するために、奥歯の溝を歯科用プラスチックで埋める処置です。 | |
ブラッシング指導 | |
お子様一人ひとりのお口の状態に合わせて、最適なブラッシングの方法を指導します。親御様の仕上げ磨きのポイントの指導も行います。 | |
咬み合せ育成治療 | |
定期的に口腔内を診察することによって、咬み合わせが悪くなる原因を見つけ、正しい咬み合わせに導くサポートを行います。お子様の歯並びや咬み合わせに気になる点がありましたら、早めにご相談ください。 |